FactFulnessの大まかなルール
①分断本能:貧困層と富裕層、先進国と途上国など世界は2つに分断されているという思い込み。 実際は中間にいる比率が最も高い。
②ネガティブ本能:悪いニュースの方が伝わりやすい。メディアはその事を分かっていて、悪いニュースを優先的に報道する。
③過大視本能:数字は一つでは本質を把握できない。必ず比較となる数字が必要。
④パターン化本能:分類を疑う。
⑤犯人捜し本能:誰かを責めても問題は解決しない。責任者一人の責任ではなく、組織およびそれを取り巻く周辺環境が重要。
⑥焦り本能:焦りは良好な判断力を鈍らせる。時間をかけて、データなどを見比べて判断しよう。
人間は自分たちも気づかないうちに、本能的にこのようなパターン思考に支配されている。それを自覚して日々の生活で本当の事実を捉えることが重要。
そして、正確な事実を捉えて世界を見る事によって、心が穏やかになる。ドラマチックな世界を見るよりもストレスが少ないし、気分も少しは軽くなる。