超久々の読書感想。
データオタクの作者がビッグデータを基に人生の決断の要因をまとめた一冊。
■最善のパートナーの資質とは?
①暮らしに満ち足りていること
②愛着理論を持つこと
自分の興味や愛着を率直に話し、人と親しく交わることに抵抗が少ない。
The Attachment Project: Learn Attachment Theory from Experts
③誠実さ
誠実な人は規律があり、能動的で、几帳面で、信頼でき、長期的な良いパートナーになれる。
How Conscientious Are You? Free Big Five Personality Test (truity.com)
④向上心
向上心のある人は粘り強く努力を重ねて才能を伸ばしていく。
良い人間関係にも努力を惜しまず、それを成功する。
Growth Mindset / Fixed Mindset Test (idrlabs.com)
■育児に関して
育児をめぐる最も重要は判断はどの地域に居を構えるか
育児に成功しやすい地区の3つの特長
①住民の大卒者割合が高い
②二親が揃っている世帯の比率
③国勢調査票の提出率
⇒何より周囲の大人こそが子供の行く末を大きく左右している。
(親は身近すぎて与える影響が少ない)
■世に認められることに関して
アートで認められるには、展示する会場を多岐に渡らせること。
同じ地域で繰り返し展示するより、様々な国や地域に展示した方が世に認められる可能性が高くなる。作成した本人もボツにするつもりだった作品が、思わず世に認められることもある。
デート界では数打ちゃ当たる。ピカソが作品を量産してその一部が世界に認められたように、デート界では積極的に数多くアタックした人がパートナーを射止めやすい。
敵前逃亡の悪癖を克服する。
■幸福活動チャート
1位セックス 2位ダンス/コンサート観劇 3位展覧会/博物館/図書館
4位スポーツ/ランニング/運動 5位ガーデニング 6位歌う/演じる
今やっていることと別の事を考えているケースは多い。
更に気が散っている間、幸福度が大幅に下がる。
楽しいことに気を散らしていてさえ、集中時に比べると幸せは衰える。
心のさまよいが不幸なのは、瞑想が幸福を大きく増進する理由の一つかもしれない。
セックスにしても同様。
人は幸福になれそうもないことに長時間を割いている。
また収入を幸せをもたらす活動に割いていない。
■幸福地理チャート
1位海洋および沿岸部 2位山岳 3位森林地帯
これは個人差もあるのだろうが、ビッグデータによって客観的に表されたデータとして参考にしたい。