読書感想の一発目としてはあまり前向きな書籍ではないのだが、たまたま読んでいたタイミングだったので。
書籍名:アンダークラス ─新たな下層階級の出現
アンダークラスの定義は「パート主婦と非常勤の役員や管理職、資格や技能を持った専門職を除いた非正規雇用者」。人数にすると約930万人で、就業人口の約15%を占める。平均年収は186万円。
バブル崩壊以降が最初の世代にあたり、この世代はあと十数年で60代を迎える。
数年前から無差別殺傷や新幹線焼身自殺などの事件が増えていたりと、その兆候は見られるが今後はもっとこういう事が増えてきそうである。
こうして見ると社会の崩壊は下から始まるものであるが、まぁ、あまり後ろ向きな考えは持たず、自分に出来る範囲を前向きに考えていこうと思います。ハイ。